2020年02月09日
日射でオーバーヒート?
昨日と今日は新築の家の見学会を行いました。
トリプル樹脂サッシ+床下エアコン+熱交換換気システムの設備と
UA値=0.35[W/㎡K]、C値=0.5c㎡/㎡の性能を持つ2x6の家です。
敷地に余裕があり南側を6mほど空けて配置したので日射が期待できる間取りです。
きょうの天気は晴れ。床下エアコンを23℃設定で運転していたのですが、
家の中がちょっと暑い。 オーバーヒートしている様です。
その為、窓を開けて見学会を行いました。
なぜオーバーヒートしてしまうのか計算してみましょう。
南面の窓は全部で6枚。
写真でお判りのように空間的には繋がっている居間と和室、吹抜けに6枚のうちの5枚があります。
(残りの一枚は2階の洗面室にありますが、居間とは空間的に繋がっていませんので計算外)
リビングの温度が上がるのはこれらの窓からの日射です。
日射による熱量はどの位あるのか?
以下の計算式で計算してみました。
日射量[W/㎡] x 南面の窓面積[㎡] x 日射熱取得率=日射取得量[W]
600x10.58x0.4=2539.2[W]
(日射量は600 W/㎡ 、5枚分の窓面積10.58㎡、日射熱取得率は日射遮熱型の Low-E ペアガラスの 0.40で計算)
この家のUa値0.35[W/㎡K]はQ値にすると約1.3[W/㎡K]となり、
きょうの外気温10℃を室内適温22℃まで上げるのに必要な熱量は
Q 値[W/(㎡・K)] x 延床面積[㎡] x 内外温度差[K]で導かれるので、
1.3[W/㎡K]x131.46㎡x12℃=2050.8[W] となります。
日射量が2539.2[W] に対して、22℃室温に必要な熱量が2050.8[W]となり、
日射があれば暖房は必要ない事が分かります。
しかし、見学会で床下エアコンを見て戴きたいので点けなければならず、
窓を開ける事態となりました。☘️
▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲
☆ ★ ☆ サンキハウスの施工事例 ☆ ★ ☆
北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス
北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家
マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家
スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション
リノベーションで生まれ変わった築22年の家
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その為、窓を開けて見学会を行いました。
なぜオーバーヒートしてしまうのか計算してみましょう。
南面の窓は全部で6枚。
写真でお判りのように空間的には繋がっている居間と和室、吹抜けに6枚のうちの5枚があります。
(残りの一枚は2階の洗面室にありますが、居間とは空間的に繋がっていませんので計算外)
リビングの温度が上がるのはこれらの窓からの日射です。
日射による熱量はどの位あるのか?
以下の計算式で計算してみました。
日射量[W/㎡] x 南面の窓面積[㎡] x 日射熱取得率=日射取得量[W]
600x10.58x0.4=2539.2[W]
(日射量は600 W/㎡ 、5枚分の窓面積10.58㎡、日射熱取得率は日射遮熱型の Low-E ペアガラスの 0.40で計算)
この家のUa値0.35[W/㎡K]はQ値にすると約1.3[W/㎡K]となり、
きょうの外気温10℃を室内適温22℃まで上げるのに必要な熱量は
Q 値[W/(㎡・K)] x 延床面積[㎡] x 内外温度差[K]で導かれるので、
1.3[W/㎡K]x131.46㎡x12℃=2050.8[W] となります。
日射量が2539.2[W] に対して、22℃室温に必要な熱量が2050.8[W]となり、
日射があれば暖房は必要ない事が分かります。
しかし、見学会で床下エアコンを見て戴きたいので点けなければならず、
窓を開ける事態となりました。☘️
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Posted by sanki at 18:05│Comments(0)
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