2011年11月06日

静岡のりっぱな旧家はいいね

富士市伝法にある広美公園には、歴史的な文化遺産としていくつかの時代別に
旧家が移築された一角があります。


古い住宅を改修する大規模リフォームや間取り変更を伴ったリノベーション工事など
を行う機会が今後ますます増えると思い、参考のためと興味で見て来ました。


始めに見たのは藁葺屋根の農家住宅。 土間とカマドのある大きな平屋で、欅の
大黒柱と曲がりのある大きな梁が特徴のりっぱな住宅でした。


静岡のりっぱな旧家はいいね


小屋裏は蚕棚のスペースになっている大屋根の家です。 今でもこのスタイルは
魅力的ですね。

屋根の中央部、一段高くなった小さな屋根がありますが、越屋根といって換気や
排煙の為の設備です。 夏場の熱気抜きに今でも有効な設備ですね。



次の住宅は西洋屋敷、診療所として使っていたそうです。 ハイカラな建物だった
のでしょう。  窓ガラスなど当時の方が今より繊細な仕事をしてますよね。


静岡のりっぱな旧家はいいね


中に入るとまんま日本家屋なのですが、外観は洋館で、見よう見まねで建てたの
でしょう。


窓の配置はシンメトリーで中央にある玄関ポーチとその屋根構造が全体を形づくって
いる所などは洋館のセオリーをちゃんと理解していたのですね。 さすがです。


古くても手入れして大事に使う、当たり前の事を忘れないようにと思った一日でした。emoji51


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