2023年09月10日

屋根の重み計算してますか?

チョット前のブログで、最近の屋根材シェアをグラフでお知らせした通り、
金属屋根材のシェアが65%で、弊社でも金属屋根が主流です。

他には※アスファルトシングルを選ぶ方もたまにいらっしゃいます。
※アスファルトシングルは米国では主流の石粒の載った柔らかい屋根材で日本でのシェアは僅かです。

 

これまで、瓦を選ぶ方はほとんどいらっしゃらなかったのですが、
この度、久しぶりに瓦を選ばれる方に出会いました。

ほとんど平屋と言っても良いプランなので、ちゃんと計算して構造を補強すれば、
重い瓦屋根でも特に問題はありません。

そこで、
屋根の固定荷重を入力する為、改めて屋根材の重さを比較してみました。


①金属屋根      5~6㎏/㎡   → ≒60N(ニュートン)
②人工スレート 20㎏/㎡    → ≒200N(ニュートン)
③瓦屋根           60㎏/㎡     → ≒600N(ニュートン)
人工スレートとは、
本来「スレート」は天然石のスライス板の事なのですが、
その形状や見た目を模した屋根材(コロニアルなどと呼ぶ)のことを総称します。

やっぱり瓦は重いですね 金属屋根の10倍もあります。

 

弊社は構造検討の際、日本2×4協会監修の「らくわく」計算ソフトを使用しています。
基は壁量計算ですが、梁などの横架材と基礎の検討は許容応力度計算を行っています。

重みは上から下に向かって掛かる為、屋根の重さを数値として与えて計算しないと
構造の検討になりません。

その為、瓦の重みを600N(ニュートン)として入力します。

直下の開口部を少し補強しましたが、全体的に金属屋根と比べ大きな変更はなく、
2×4工法にはもともと耐力的に余力があるのだと思いました。

 

余力と言う事で思い出しました。
オーナー様からお問い合わせのある、後から載せる太陽光パネルの重さについて
考えてみましょう。

普通、新築時に太陽光パネルを載せていない場合、将来載せるかも知れない
太陽光パネルの重みを加算しないで構造設計をしていることでしょう。
(新築時に将来の重量増加を見越して予め加えておくことは稀だと思います。)

太陽光パネルと架台の重みを480㎏(6kwh、360㎏+架台120㎏)と仮定すると、
平均的な家の屋根面積を60㎡として、1㎡当たりの負担重量は8㎏→80N位でしょうか。

この程度ですと、積雪4㎝位の重さと同じになりますので、2×4工法の家では
余力で十分賄える重さと考えます。(雪の降らない静岡市でも積雪30㎝が加算されています。)

 

次回は、なぜ2×4工法には余力があるのか考えてみたいと思います。

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Posted by sanki at 10:20│Comments(0)つぶやき
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