2023年04月09日
小屋裏エアコンと湿度【冬】
近頃、「小屋裏エアコン」で弊社のHPに行き着く人が増えています。
まだ暑くもないのになぜ「小屋裏エアコン」で検索されるのか?
疑問ですが、それならと今回は小屋裏エアコン関連の話をしてみます。😁
昨年の夏、7月初旬~10月初旬までの3ヶ月間、小屋裏エアコン冷房を稼働。
その時の考察として書いた記事(1年目小屋裏エアコンの結果【マニアック】)
その続きとして、冬の間の小屋裏の壁内と屋根内の湿度状況を報告します。

全館冷房用エアコンのある小屋裏には、壁と屋根(天井)に温湿度計を設置してあり、
年間を通して断熱層の温湿度を計測しています。
下の図はその計測データです。(左:壁内、右:屋根内)

昨年の夏の屋外の湿度は相当なものでした。
2022年7月平均気温が26.1℃、平均相対湿度が79% → 露点温度22.2℃
2022年8月平均気温が27.4℃、平均相対湿度が76% → 露点温度22.8℃
小屋裏エアコンは小屋裏部屋をチャンバーとして使い、そこから直接各部屋に冷気を送ります。
ダクトレス方式なので、送風用のファンもなく、ダクト内の清掃も必要ありません。
下階の温度を27℃にするため、小屋裏部屋の温度は20~21℃位になります。
ですから、外気が小屋裏部屋の温度に触れると露点(結露する温度)に達してしまいます。
その為、7月後半~9月中旬にかけて結露を起こしています。(上図の赤〇を参照)
住宅の壁と屋根には合板が張られているので、直接断熱材が外気に触れているわけでありません。
それでも、外気に含まれる水蒸気は何の抵抗もなく合板を通り抜け、断熱材に到達します。
[caption id="attachment_21099" align="alignnone" width="475"]
水蒸気の粒子は水の粒子の1000万分の2の大きさ[/caption]
水蒸気の粒子は大変に小さく、木材などは侵入を防げません。
この結果は、勿論ホームズ君の定常結露計算を使い分かっていた事です。
しかし、瞬間的(と言っても2か月近くあるが)な結露なら、それほど心配いらないかも。
とも思い、年間を通して壁内と屋根内の断熱層の状態を観察しています。
図の下の方にある青色の線が2023年2月に記録した相対湿度の最低値になります。
23%程度まで湿度が下がり、からっからと言える乾燥状態です。
今年もこのまま7月には小屋裏エアコン冷房を運転するつもりです。
昨年と同じような湿潤状態になるのか?、少し期間が減少するのか?など
観察を続けて行きたいと思います。☘️
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現在、お知らせするイベントはありません。
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全館冷房用エアコンのある小屋裏には、壁と屋根(天井)に温湿度計を設置してあり、
年間を通して断熱層の温湿度を計測しています。
下の図はその計測データです。(左:壁内、右:屋根内)

昨年の夏の屋外の湿度は相当なものでした。
2022年7月平均気温が26.1℃、平均相対湿度が79% → 露点温度22.2℃
2022年8月平均気温が27.4℃、平均相対湿度が76% → 露点温度22.8℃
小屋裏エアコンは小屋裏部屋をチャンバーとして使い、そこから直接各部屋に冷気を送ります。
ダクトレス方式なので、送風用のファンもなく、ダクト内の清掃も必要ありません。
下階の温度を27℃にするため、小屋裏部屋の温度は20~21℃位になります。
ですから、外気が小屋裏部屋の温度に触れると露点(結露する温度)に達してしまいます。
その為、7月後半~9月中旬にかけて結露を起こしています。(上図の赤〇を参照)
住宅の壁と屋根には合板が張られているので、直接断熱材が外気に触れているわけでありません。
それでも、外気に含まれる水蒸気は何の抵抗もなく合板を通り抜け、断熱材に到達します。
[caption id="attachment_21099" align="alignnone" width="475"]

水蒸気の粒子は大変に小さく、木材などは侵入を防げません。
この結果は、勿論ホームズ君の定常結露計算を使い分かっていた事です。
しかし、瞬間的(と言っても2か月近くあるが)な結露なら、それほど心配いらないかも。
とも思い、年間を通して壁内と屋根内の断熱層の状態を観察しています。
図の下の方にある青色の線が2023年2月に記録した相対湿度の最低値になります。
23%程度まで湿度が下がり、からっからと言える乾燥状態です。
今年もこのまま7月には小屋裏エアコン冷房を運転するつもりです。
昨年と同じような湿潤状態になるのか?、少し期間が減少するのか?など
観察を続けて行きたいと思います。☘️
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Posted by sanki at 11:22│Comments(0)
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