2018年04月08日

リフォームの大きな違い

すっかり暖かくなって「北欧スタイルの暖かいお家」を提唱している当社のアピールポイントが響かない季節ですが、
既存住宅(中古住宅)それも30年以上前の家の大規模リフォーム(リノベーション)のお問い合わせが増えてきました。

そこで、弊社で行う大規模リフォーム(リノベーション)の特徴をお話します。

昔の住宅と大きく変わった点に「根太レス工法」があります。

これは従来は梁や土台の上に根太という床下地木材を等間隔で並べて、その上に床合板とフロアー材を敷く方法だったものが、
暑い床合板(24㎜以上)を直接梁や土台に敷く方法(根太レス工法)に替わりました。

これにより、梁(土台)に合板が密着するため、根太間にあった隙間がなくなり、
空気の通り道の無い構造がほぼ出来ていることになります(床のみなので完ぺきではありません。)。

その為、現在の新築住宅では以前に比べ断熱が効きやすくなっています。

大規模リフォームを希望されるお家の場合、この根太レス工法はなかった時代なので、
図の中の「従来の床組」にあたり、床根太と壁の間に空気の通り道があるため、断熱材を入れるだけでは暖かくなりません。

そこで、昔の家をリフォームする際は、この空気の通り道を埋め「気流を止める」ことが家を暖かくする上で大事な工事になります。

工事の方法としては、壁と床の間の隙間に専用の袋入り断熱材を詰め込む方法が一般的です。

壁と床及び天井との交点すべてにこの様な隙間が空いていますので、施工は大変ですがこれで暖かい家に変身します。

この気流止め施工が「新築そっくりリフォーム」などの見た目重視のリフォームと大きく違う点です。
そして、住み心地に大きく影響する「性能向上リフォーム」が当社の特徴です。☘




▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲

ZEHモデルハウス販売のお知らせ

毎週日曜日『中古住宅+リノベーション相談会』開催中

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家



同じカテゴリー(家のしくみ)の記事画像
2x4住宅で階間エアコンは可能?
夏の除湿も、床下エアコン
暖房は床下エアコンで決まり
工法が違えば同じ耐震等級3でも強さは違う
C値と換気効率の関係
さらなる高気密を求めて
同じカテゴリー(家のしくみ)の記事
 4月の改正で2×4住宅はどうなる? (2025-03-02 10:56)
 小屋裏エアコンの壁内湿度ご報告【マニアック】 (2024-11-24 11:58)
 床下エアコン、様々な取付高 (2024-11-17 14:27)
 実は新しい、在来工法 (2024-09-28 10:58)
 屋根の下地材をケチらないでね (2024-08-25 08:38)
 台風シーズン、お宅の屋根は大丈夫? (2024-08-18 15:41)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
リフォームの大きな違い
    コメント(0)