Sanki Haus（サンキハウス）楽暮ブログ

正月気分も抜け、仕事モードが戻ってきました。
今年の抱負は「本物の家の追及」と決めましたので、それに向かって
突き進みます。


　　　　　　　　　　　　　　　


昨年の7月に国のゼロエネ補助金がいただけることになって、その
申請手続きを行っています。


2016年のコンセプトハウスとして今年中に建てる予定の住宅の形
が見えてきました。


できるだけ小さな太陽光でゼロエネを実現するには、断熱強化は
もちろん、窓もトリプルガラスの樹脂サッシや北欧の木製玄関ドア
などを使うことになりそうです。


その結果出てきた断熱性能は2015年4月より本格使用が開始する
国の新しい単位、外皮平均熱貫流率(Ua値)で示します。



Ua値=0.29（W/㎡K）


この数値なじみが無いのでピンと来ません。今までのQ値に代わる
基準なのですが、断熱性能に対する考え方が少し変わりました。


Q値では床面積あたりの断熱性能でしたが、Ua値では家の表面積
あたりの断熱性能へと変わりました。これは同じ床面積でも凹凸の
ある間取りだと表面積が増え、本当は断熱性能に差が出るはずです。

しかし、Q値では家の形に関係なく
同じ床面積で同じ断熱仕様ならば数値も同じになっていたので、より
現実的な変更だと思います。


いずれにしてもこのUa値でこれからは断熱性能について表して行き
ます。


改めてこのUa値=0.29（W/㎡K）はどの位の性能なのか、一概にQ値
と比較はできませんが、Q=1.0前後と考えて差し支えないと思います。


○条工務店の○-cubeや○-smartのQ値(窓の断熱付加ハニカムシェード有り)
0.9（W/㎡K）に負けない断熱性能を持った新商品はもうすぐ登場します。



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