2016年12月16日

迎賓館に行ってみよう☆彡

東京 赤坂にある迎賓館の一般公開日が
増えていることをご存知でしょうか

外国の国王、大統領などの要人を天皇陛下や首相が
会見したり、重要な条約などに調印する場所です。

昨年までは夏休みの10日間ほどしか一般には
公開されていませんでしたが、今年の4月から
公務で使われない日は見学できるようになりました。

見学には基本、事前申し込みが必要です。
個人なら当日券もありますがね。

そんな迎賓館に、インテリアコーディネーター協会で
見学してきましたface02


迎賓館がなぜ興味深いかといえば、明治の建物であり
予算に糸目をつけずに造ったからです。

明治維新があり、文明開化があり、西洋に追いつこうと
必死だった頃、日本人がお雇い外国人に西洋について
いろいろ学んだ、ということは中学校の歴史で勉強しましたicon53

そんな建築物の代表作ですが、なんせ、明治天皇が
大正天皇の結婚後の新居とするために造らせたという
ことなので、大変に贅沢ですicon12icon12

民間の建物とは比べ物になりません。
どんな中身なのか見たくなりますよね。

(出来上がった後、贅沢すぎる!と設計者は明治天皇に
怒られたらしいですがface15)。

迎賓館に行ってみよう☆彡
建物の中は撮影禁止なので外だけ。


明治政府の威信をかけて建てた建物でキラキラです。
今ではフランス本国でも採れなくなった大理石、
手織りで3年かけて織った壁の織物、
日本の最高傑作と言えるような七宝焼き。

くわしくは政府のインターネットテレビで紹介されています。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9742.html

建物に詳しいならばネオ・ゴシック様式、アンピール様式
古典様式というお部屋ごとの特徴が面白いでしょう。

お帰りの際には外から屋根の上にある飾りものを
見ておきましょう。
西洋では女神とか多いですが、ここは兜!
迎賓館に行ってみよう☆彡
しかもトトロっぽい。

富国強兵がスローガンで強さの象徴の兜なんだそうです。
優雅な外観とはちょっと違和感face04

大正天皇の東宮御所の後は国会図書館や
東京オリンピック委員会の事務所などにも使われており
経緯を知るとちょっと複雑な気分にもなりますが、
一度は見学すると面白いかもです。

なお、見学時は各お部屋のボランティア?で説明を
してくれる人に質問するとあれこれ教えてくれるので
聞いたもの勝ちですface02





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Posted by sanki at 21:53│Comments(0)つぶやき
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