2022年06月05日

床下エアコンなら梅雨の再熱除湿も

今年は梅雨が少し遅くなっていて助かりますが、もうすぐジメジメの季節
がやってきます。

梅雨になると気温が高くなくても、ジメジメした感じは取り除きたい。
そのため除湿したいのですが、それにはエアコンを使うしかありません。

エアコンの除湿モードには次の二種類があります。
① 弱冷房除湿
② 再熱除湿

エアコンのメーカーや機種によってどちらか一方の方式が備わっている
のですが、最近の省エネタイプのエアコンはほとんどが ① 弱冷房除湿と
なっているそうです。

① 弱冷房除湿と② 再熱除湿の違いについてはこちらを御覧下さい。

 

「再熱除湿」の方が室温が下がらずに除湿できて良いのですが、
再熱のための電気代が冷房以上に掛かってしまいます。
冷気はヒートポンプで作るので、電気効率(COP)が高く省エネですが、冷気を温めるのは電熱ヒーターの為、電気を多く使ってしまいます。

https://www.youtube.com/watch?v=8UasrNm-eMQ

そこで、床下エアコンを使ったこんな除湿方法が今回のテーマです。

 

床下エアコンで弱暖房を行います。
「えっ、夏場に暖房!」って思いますよね。
でもこれって、エアコンの再熱除湿と同じ機能を実現します。

それも暖房部分もヒートポンプなので省エネですし、
もし太陽光パネルが載っているなら、発電で賄えば更にお安く実現できます。

 

だけど、単純に「床下エアコンで冷房すれば除湿も兼ねていいじゃん。」
と思われる方も多いのでしょうが、これには注意が必要です。

それは、床下エアコンで冷房をすると床下のコンクリートが冷えてしまい
床下に結露あるいはカビを発生させてしまう危険があります。

床下冷房では露点温度に達するのは(特に新築3年以内は)早いので
注意が必要です。☘️




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