2014年12月03日

基礎コンクリート1回打ち

 突然寒くなりましたが、体調はいかがでしょうか?
外仕事にはつらい季節の到来です。

先週、基礎に特徴があるO様邸と書きましたが
具体的には、コンクリートの打設を1回で行う事です。

通常、べた基礎は、
ベース部分と立ち上がりの部分とで
コンクリートを2回打設します。

ベースのコンクリートがかたまってから
立ち上げの型枠を施工します。

この場合、ベースと立ち上げ部分との間にコンクリートの打継ができます。

ここからシロアリの侵入や、雨水の侵入があるといわれています。
(私は経験がありませんが)
それを回避するために、ベースと立ち上げを1度で打って
打継部を作らないようにする試みです。

打継部分がないので、強度的にも強いのではないかと思われます。
具体的な資料がないので、どれだけ勝れているかはわかりませんが
まあ、長年のカンというやつです。
こんな風に書くと、いいことづくめのようですが
そうは甘くありません。
この工法が主流になっていないのは
施工の難しさにあると言えます。

2度打ちの場合は、型枠をベースコンクリートにしっかりと固定できますが
1度打ちでは、型枠を浮かせなければなりません。
その為、型枠が動きやすく
下手をすれば曲がった基礎ができてしまいます。

基礎コンクリート1回打ち

基礎コンクリート1回打ち
このような金物を使って、型枠を浮かせます。

立ち上げからコンクリートを流し込み、ベースのコンクリートまで一気に打設します。


基礎コンクリート1回打ち


コンクリートを打設する際に、
隅々までいきわたるように、機械で振動させるのですが、
1回打ちの場合
振動をかけすぎるとコンクリートがどんどんベースに流れて行ってしまうので、
ほどほどにしなければなりません。
その為、1回打ちは
ジャンカー(骨材とセメントがうまく混ざらずにあばたになってしまうこと)ができやすいと思われます。
という事で、1度打ちはなかなか難しく
それが主流にならない理由だと思います。

幸い、1回打ちの経験がある業者に頼むことができたので
うまくできましたが、
やはり主流でない工法なので、
やったことがある基礎屋さんが少ないのが現状です。

メリットとデメリット両方あるので
どちらを選ぶかは悩ましい所ではありますが
経験と施工のしやすさは、2回打ちの方が分があるようです


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Posted by sanki at 15:35│Comments(0)工事報告
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