2023年12月17日

木造の世界標準2×4工法は大規模化へ

サスティナブル(持続可能)なカナダ産の木材を使う2×4工法は
大規模建築に採用されることも多くなっています。

これは、23年前にカナダ視察の際に私が撮った大規模建築の例です。



5階建てホテルを建設中でした。
一部RC(鉄筋コンクリート)の部分もありましたが、2階から上は2×4工法の木造です。

こちらは、ショッピングセンターになる建物の内部です。



屋根が大きいので見上げていますが、
大きなスパンの空間がすべて2×4工法の木造です。

23年前にカナダではすでに多くの大規模建築が2×4工法で建てられていました。
当時日本では住宅だけで、2×4工法で大規模建築は建てられていませんでした。

しかし今は状況が変わり、
日本でも大規模な建築が2×4工法で建てられる様になっています。



2×4工法は世界中で使われ、日々研鑽されている工法です。
従って、色々な派生技術が生まれ取り入れられて来ました。

当社でも採用している、木質I型ビーム。



これですが、根太材としてこの様に使います。



穴を開ける事が出来るので、ダクトを貫通させられます。
この様に日々エンジニアリング(技術開発)され、強化された構造になっています。

 

高階層の建築に欠かせないのは「強度」ですが、それも2×4工法には新たな技術があります。
それは「ミッドプライウォール」です。

次回に続きます。☘️




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Posted by sanki at 12:49│Comments(0)つぶやき
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