Sanki Haus（サンキハウス）楽暮ブログ

生命の危険があるほどの暑さが続いている日本列島。
今、家のエアコンが壊れたら…、と想像すると恐ろしいと考える方も多いと思います。

エアコンがフル回転している弊社でも、できるだけエアコンが
長持ちする様に何か対策がないかと思い、リサーチしてみました。

 

エアコンの仕組みはヒートポンプという冷媒による熱交換がその原理です。

皆さんの家にあるエアコンを見ると、室内機と室外機があると思いますが、
冬は暖房として、夏は冷房として機能していて、内機と外機では反対温度の風が出てきます。

夏の場合、室内に冷風を吐出すると室外機からは温風が出てきます。
温度の高い場合でもより熱い風が室外機から出てきますよね。

外気温が高い場合でもそこから多くの冷風を作るためにより高い温度の排気が出てきます。

ここで、
室外機周りの気温が低ければもっと少ない電力で冷風が作れるのでは？と想像できるのです。

そこで、
まずは室外機を冷やす方法として２つ考えました。
（１）日射遮蔽をして、太陽熱の影響を最小限にする。
（２）水を利用して室外機を直接冷やす。

一つ目の方法は、室外機の周りの木を植えるとか、そもそも日の当たらない場所に置くとか考えられますが、
室外機を置く場所は得てして場所を選べない場合も多いのではないでしょうか。

そこで、どこでも使えるこんな物を見つけました。


これはなかなか効きそうです。　お値段も高くなさそうなので試してみるつもりです。

 

次に「(２)水を利用して冷やす」ですが、これには少し勉強が必要でした。
そもそもシステムとして水冷のヒートポンプがあるのではないかと言うのです。

実際30年位前までは、水冷のクーラーと言うものがあった記憶があります。
調べてみると今は工場用などの特殊な物だけで、家庭用はすべて空冷式になってしまいました。

その理由は、水冷式は冷房専用になってしまう事と、水をふんだんに使うには井戸水が欠かせないが、
井戸を引いている家も少ないことが原因のようです。

でも、こう暑いと水冷式のクーラーが復活すれば結構売れるのではないかと思いますが…。

次に考えた「水を室外機に常時掛け続ける」ですが、これについては色々出てきました。
井戸掘りマニアさんのサイト
ITmediaのサイト
などです。

井戸掘りマニアさんのサイトでは


確実に消費電力が下がっていて、効果があると言っています。

ITmediaのサイトでも


水を室外機にかけると消費電力が瞬時に下がるグラフを表示していて心強い結果です。

ただし、いろいろなサイトを見て懸念も生じてきました。

それは、そもそも電気機械に水を掛けて良いのか？
室外機が長持ちしないのではないか？　と言う疑問です。

そうですよね。電気部品に水が掛かってしまったり、
直接濡れないまでも、周りに湿気がある状態で良いのかという疑問です。

幸い弊社には井戸があり、豊富な15℃の冷水をふんだんに使用することができます。
直接室外機に冷水を掛け続けるのは、機械の故障を誘引すると思われるので止めました。

その代わり、井戸水を滝のように落下させて滝つぼにいる時のような冷風を起こす装置？を考え中です。（笑）

それが完成したらまた報告をしますね。☘️

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