2018年05月13日

フル・スケルトン リノベーション

先月の後半、仕事で北海道に行きました。
目的はアルティザン建築工房さんのリノベーションを見学する為です。

当社でも「70年代不動産」というリノベーショングループに入っていて、
築35年以上の古い住宅をビンテージ風にリノベーションしていますが、
断熱や気密などの「性能」は余り向上させることが出来ません。

この70年代不動産のリノベーションでは、
壁は出来るだけ壊さず既存の部分を残し、見た目だけを変えるもので、
現在の新築と比べると断熱・気密は大変低く、
せっかくお金を掛けても改修工事後30年は使えない住宅になってしまい、
自分としては満足できないものでした。

そんな折、北海道の業界人から「アルティザン建築工房がリノベーション専門
工務店として、すごい人気だ。」と聞きました。

ブログを見ると、窓をすべて取り去り屋根の形も変え、中古住宅を丸裸にして、
本当の意味のリノベーションをしていました。

当社でも5年ほど前に窓をすべて取り去り、内装をすべて壊したリノベーションを
行った事がありましたが、手間もお金も新築と同じほど掛かりました。
これでは商売として難しいと思ったわけです。

しかしアルティザン建築工房では、このフル・リノベーション専門工務店として
年間30棟ほどのリノベーション工事を行っていました。 すごい事です。

新谷社長は「新築もたまにやります。」と仰っていましたが、リノベ専門という
それもマンションではなく戸建て専門という未知の業態。 本当に驚きました。face08

当社で建てる新築は北海道をお手本にした、高気密・高断熱の木造住宅ですが、
リノベーションもやはり北海道に理想的な組織と方法論がある事になります。

住宅をつき詰めると北海度に行きついてしまう。
寒い土地柄だからか、開拓者精神に溢れた人々の地域だからか、不思議ですが、
これからも北海道から目が離せません。icon57



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